元貴ノ富士が格闘家転向「三度目の正直」RIZIN目指す 19年暴力問題で引退

 暴力問題などで19年引退した大相撲の元十両貴ノ富士の上山剛氏(23)が7日、電話取材に応じ、格闘家転向を表明した。「角界では2回もファンを裏切ってしまった。三度目の正直じゃないけど、応援してもらえる選手になりたい」と再出発の決意を語った。

 昨年9月に付け人への2度目の暴力行為が発覚し、引退につながった。周囲からの勧めで格闘技挑戦を決断。約50キロ減量して体重は約115キロになったという。現在は所属先や活動拠点を探しながら首都圏で筋力トレーニングを積んでいる。

 格闘技イベント「RIZIN」出場を目指し、将来的には世界最大の総合格闘技団体「UFC」でのデビューを狙う。「格闘技界の横綱であるチャンピオンを目指す」と新天地での活躍を期した。

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