陸上の白石、100mもV 地元の鹿児島県選手権

 陸上の世界選手権男子400mリレーで昨秋に銅メダルを獲得した白石黄良々が4日、鹿児島市の白波スタジアムで行われた鹿児島県選手権の100m決勝を10秒53で制した。向かい風1・3mの条件で今季初戦を終え「試合の自分に久々に会ったというか、対応できないのが大きかった。レース勘は大事だとすごい気づかされた」と話した。

 約1カ月前から出身地の鹿児島に入ったが「トラックとの相性で脚も痛く、長い距離をあまり踏めなかった」と調整不足から後半の伸びを欠いた。新型コロナの影響で使用できなかった練習拠点の大東大は、6日から練習を再開できるという。「しっかり走り込みたい」

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