女子テニスで元世界ランキング4位の伊達公子さん(49)と日本協会が17日、国際連盟(ITF)公認のジュニア大会を新設し、11~12月に愛媛県松山市で開催することを発表した。伊達さんが昨年からヨネックスと合同で取り組む女子ジュニア選手育成の一環で、会見で「若い選手により良い環境で経験を積んでほしい」と狙いを語った。
国内のITFジュニア大会はこれを含めて8大会のみ。欧米に比べて若い世代の育成基盤が弱い。同席した日本協会の福井烈専務理事は「中長期的な視点に立って24年パリ五輪、28年ロサンゼルス五輪に向けて世界に通用する選手を輩出できれば」と期待を込めた。