日本プロスポーツの経済的損失 業界全体で1272億円に 関大教授が推定

 関西大学は13日、宮本勝浩名誉教授の推定として、新型コロナウイルスの影響によるプロスポーツ業界の経済的損失を発表した。

 リリースによると、日本のプロスポーツ業界が失う経済効果は約1272億円。プロスポーツ関連の業界が失う経済効果も含めると、約2747億円と推計されるという。対象期間は、今年初めから同年6月末頃に設定している。

 プロ野球、Jリーグをはじめとした日本のプロスポーツは3月中旬から開幕延期やリーグ戦の中断が続出し、日程面の確定もできない状況。宮本名誉教授は、「今年のはじめからの新型コロナ騒ぎで、日本のプロスポーツ業界は大きな打撃を受けている。大きな組織や球団、クラブはなんとか持ちこたえることが出来ると思われるが、立ち直りにかなりの時間がかかる小さな組織やクラブもかなりあると危惧されている。一日も早くこの騒ぎが終息して、日本国民がプロスポーツを楽しむことが出来るようになることを願っている」と述べた。

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