神戸製鋼が2020年“王者” ラグビージャージー選手権決勝でリコー下す

 神戸製鋼が日本一! ラグビートップリーグの公式ツイッターは7日、「トップリーグ・ジャージー選手権」の決勝を開催。勝ち上がった神戸製鋼とリコーが対戦し、神戸製鋼が優勝した。

 この企画はトップリーグ公式ツイッター内で行われてきた。フォロワーが投票する形式で、トーナメント方式でファーストジャージーの“勝敗”が競われた。決勝は赤いジャージーの神戸製鋼が支持率51%、黒いジャージーのリコーが49%という大接戦の末、勝者が決まった。

 神戸製鋼のジャージーは95年1月17日の阪神淡路大震災で緊急停止した、製鉄の心臓部にあたる「第3高炉」が大きく描かれている。震災から2カ月半後に再稼働し再び灯った火は「復興のシンボル」とされている。

 優勝した昨季はウェイン・スミス総監督が「レガシー活動」として、選手、スタッフがすでに役目を終えて解体中だった第3高炉を見学。神戸製鋼の歴史を学んだ。高炉の耐火レンガをクラブハウスに持ち帰り、選手が名前を書き込んだ。1つになったことが優勝の一因だった。

 今季のトップリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止になっている。ジャージー選手権優勝を受けて、神戸製鋼は公式ツイッターを更新。「ありがとうございます! 2020年のタイトルを獲ることができました。みなさんの熱が伝わってきて、こちらもアツくなりました。本当はお会いして、プレーで喜んで欲しいと思っていますが、今の私たちの行動が、次笑顔で会うために必要なことだから#stayhome頑張りましょう」とつづっている。

 

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