柔道の井上康生監督 全中中止でメッセージ「挫折は自分を伸ばす原動力」

 柔道日本男子の井上康生監督(41)が29日、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの影響で全国中学校体育大会(全中)が中止となったことを受けて、「中学生の皆さんへ」というタイトルでメッセージを送った。

 「日々努力されていた皆さんにとって、とてもつらい、残念な決定だと思います」

 「でも柔道によって成長させてもらった私が思うのは、挫折や悔しい経験は、間違いなく自分を伸ばす原動力になるということです。自分が何ができるかを考え、工夫し、そして実践していく力に繋がると思うからです」

 自身は宮崎市立大宮中学時代、全中は1年時は足首を骨折して欠場、中学2年時はベスト8で敗退。2年間の挫折を努力に変えて、3年で優勝を遂げたことを明かし、「創意工夫できる面白さを知り、勝ちたい、強くなりたいという思いが一層強くなったと思っています」とアドバイスを送っている。

 その上で、「今日という日は帰ってきません。強い志と希望を持って前を向いて生きていきましょう」と呼びかけた。

 井上監督は27日にも全国高校総体が中止になったことを受けて高校生にメッセージを配信している。

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