東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日の理事会で、既に購入済みのチケットは延期された日程でも原則そのまま使えるように検討するとの方針を示した。来場が難しくなった場合や、競技日程や会場の変更などがあった場合には払い戻す。6月以降に予定していたチケットの発送や、4月以降の店頭販売などはいったん見合わせる。
組織委はこれまで公式サイトを通じて、五輪は約448万枚、パラは約97万枚のチケットを販売済み。
約8万人を見込んでいた大会ボランティアは、引き続き来年の大会時に活動してもらう方向。日程や会場の決定後、活動できるかどうかを意思確認するとした。