ロンドン五輪メダリストの古川高晴、早川漣が最終選考会へ アーチェリー五輪2次選考会

取材に応じる古川高晴=静岡県掛川市つま恋リゾート彩の郷スポーツ広場
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 「アーチェリー・東京五輪第2次選考会」(22日、静岡県掛川市つま恋リゾート彩の郷スポーツ広場)

 男女各6人で行われ、男子は2012年ロンドン五輪銀メダリストで5大会連続出場を狙う古川高晴(近大職)が1323点で1位となり、上位5人が進出する4月11日、12日の東京五輪最終選考会の出場を決めた。女子はロンドン五輪団体銅メダルの早川漣(デンソーソリューション)が1304点で1位通過した。大会は新型コロナウイルスの感染拡大により、無観客開催となった。

 メダリストコンビは強かった。古川は前日に荒れ狂う風に苦戦したが、この日は風にも惑わされず、60点満点中59点も出して、他を圧倒した。好調ぶりに「感覚が降りてきた。入る、入ると。風がある中で、自信が持てる59点だった」と喜んだ。

 早川は前週に肩が上がらず、数日練習を休んだ中での試合だった。「あまり調子が良くなかったので、不安もあった。でも楽に打てばいいかな」と気負わずに挑み、2位を25点差で上回った。

 4月の最終選考会で五輪代表が決まる。古川は「意識し過ぎると、だめになる。あまり意識せずにいつもの大会と同じようにやりたい」と冷静に意気込んだ。

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