萩野公介4位「情けない」 五輪崖っぷち…200m個人メドレーで再起を図る

 「競泳・コナミオープン」(15日、東京辰巳国際水泳場)

 男子400メートル個人メドレーで、16年リオデジャネイロ五輪同種目金メダルの萩野公介(25)=ブリヂストン=が4分20秒42で4位に終わった。自身の日本記録より14秒37も遅く、連覇を狙う第一人者が崖っぷちに立たされた。

 萩野が五輪連覇どころか、出場すら危うい状況にいる。選考会前最後の400メートル個人メドレーで結果を残せず「悔しいし、情けない」と肩を落とした。

 昨年は予選で振るわず決勝を棄権し、3月に不振による休養を宣言した因縁の大会。8月に実戦復帰後、同種目は2度目の挑戦で「練習は順調に積めていたけど、(試合に)臨む前に怖くなってしまった」と悩める心中を吐露した。

 この本命種目で東京五輪代表に内定するには、4月の日本選手権で派遣標準記録の4分15秒24を突破し、既に内定している瀬戸を除いた最上位に入る必要がある。道乗りは険しいが「やれることは1歩ずつ進むこと」と懸命に前を向いた。

 平井伯昌コーチは「それが今のお前だから、まずはあした頑張ろう」と激励。16日の200メートル個人メドレーで再起を図る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス