張本智和が五輪金へプランを明かす「早めに決まれば…」 ドイツOPへ出発
卓球男子で東京五輪代表の張本智和(16)=木下グループ=が27日、今年最初の国際大会となるドイツ・オープン(OP)に出場するため羽田空港から出発した。6月後半まで続く国際大会の成績は五輪のシード権争いに直結するが、「早めに決まれば後半は出なくてもいい。本戦への調整が有利になる」。早期に有力シードが確定した場合、五輪直前の大会を回避して練習に専念する“黄金プラン”を明かした。
張本は現在中国勢4人に次ぐ世界ランク5位。五輪シングルスは各国2人までしか出ないため、準決勝まで中国選手と当たらない上位4人のシードに入ることがメダル獲得への至上命題だ。スタートダッシュに成功すれば早期当確となる可能性もある。調整期間が長ければ長いほど、課題克服やコンディショニングに集中できるだけに「自分でそのチャンスをつくりたい」と力を込めた。
ドイツOPには中国トップ選手が軒並み出てくるが、「(対戦したら)少しでも恐怖感を与えられたらいい」。大一番を見据えて布石を打ちにいく。





