「大相撲初場所・千秋楽」(26日、両国国技館)
“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・東幕下5枚目納谷(19)=大嶽=が明瀬山(木瀬)に寄り切られ、負け越しが決まった。
激しい突き押しの応酬から、がっちり組み止められた。外から抱え、何度も寄ったが、相手の粘りにあと一歩、仕留めきれない。最後は力尽きた。
「重かった。まだ実力が足りない。全部受け止められた。力が残っていない。(負け越しは)悔しい」と肩を落とした。
自己最高位で跳ね返され、関取昇進へ向け、さらなる進化が必要。「(必要なのは)全部。突き押しを磨いていけば連勝が続く」と、雪辱を期した。