錦織全豪OP欠場 五輪へ向けて万全を期す

 男子テニスで右肘手術からの復帰を目指す錦織圭(30)=日清食品=が29日、自身の公式アプリで来年1月20日開幕の四大大会第1戦、全豪オープン(メルボルン)を欠場すると発表した。当初はシーズン開幕戦のATPカップ(1月3日開幕・オーストラリア各地)からの出場を目指していたが、復帰時期は2月にずれ込む見通しになった。

 錦織は「最高のレベルで戦うにはまだ100パーセントの準備ができていない」と現状を報告し、「できるだけ早くコートに戻れるように努力を続ける」とコメントした。4度も8強入りした得意の全豪オープン欠場は苦渋の決断と思われるが、想定の範囲内でもあった。

 夏の全米オープンを最後にツアーを離れ、10月の右肘手術後、東京都八王子市内の施設でリハビリに取り組み、11月末にようやく負荷の低いスポンジボールを打てるようになった段階。復帰時期は「無理はしない。(来年2月の)可能性はある」と話していたように延期の判断を下した。

 29日に30歳となり、けがで選手寿命が短くなることへの危機意識も高まっている。今回の右肘のけがは2年前の右手首と違い、長期間の痛みが続いた慢性的なものだ。けがの原因にもなったサーブのフォームは改善に時間を要すが「長く現役でやるために取り組む」と言う。

 全豪の欠場で世界ランキングは現在の13位から20位以下に落ち込む。夏の東京五輪と、その先の競技人生のために万全を期してコートに戻る。

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