巨人・阿部監督が辞任 娘からの手紙も代読される「父との大がかりな喧嘩は初めて」「警察が来て驚いた」「すでに仲直りしています」
巨人は26日、長女への暴行容疑で逮捕・釈放された阿部慎之助監督から辞任の申し出があり、受理したことを発表した。球団は事実確認を行った事案をリリース文書で説明した。
発表を受け、阿部監督が報道陣の前で涙ながらに謝罪。「伝統ある巨人軍という監督の名を汚してしまって、深く謝罪したい気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。そして、「娘も高校3年生という年頃な子ですので、どうか皆様、温かく見守って頂ければ幸いです」と家族を思った。
また、代理人が娘の手紙を代読し、「今回の件につきましては家庭内のことに関わらず大々的な報道になってしまったこと、大変申し訳ございません。これは私の意思で書いております」と謝罪した。
続けて、「父にはこのような声明はいらないと言われましたが、事実と異なる点がSNSでの臆測や報道でなされておりますので、この点についてお伝えさせていただければと思っております」と説明。「父との大がかりな喧嘩は初めてのことであり、チャットGPTに相談した結果、匿名で相談できる児童相談所というものがありますよという形での説明書きがなされ、それでお電話をさせていただきました」と明かしたうえで、「どのようにすればいいか分からないといった形を児童相談所の職員に相談させていただいたにも関わらず、どうしたらいいかといった私自身の意向が聞かれることはなく、警察に通報される形になってしまいました。警察がきて一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、目前で泣き崩れてしまいました」とした。
謝罪の言葉を繰り返し、「実際、父はいつも陽気で私とダジャレを言い合い、笑い合う中で一緒に食事に出かけるなど通常の家族として行動しています。大ごとに発展してしまったこと、非常に恥ずかしく思っています。怪我に関する心配などにつきましては、私の体が丈夫だったこともあり、心配はご無用ですのでご安心ください。なお、父とはすでに仲直りしていますのでご安心ください」と伝えた。
◆読売巨人軍が確認した事実関係は次の通り。
5月25日午後6時頃、阿部慎之助・前監督は、都内の自宅で姉妹がケンカを始めたため、それを止めようとした際、長女(18)から言い返されたことに腹を立て、長女の襟元をつかみ、投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女にけがはなかった。
長女はこの直後、チャットGPTに聞いたところ、児童相談所への通報を勧められたことから通報、児童相談所から連絡を受けた警視庁渋谷署が阿部前監督を現行犯逮捕した。
同署は26日未明、釈放した。阿部前監督と長女との間で過去にトラブルはなかった。
