札幌山の手「ONE TEAM」初星 OBリーチからの激励動画に応えた!
「全国高校ラグビー大会・1回戦、札幌山の手26-14高鍋」(27日、東大阪花園ラグビー場)
日の丸を背負う先輩からのエールに見事に応えた。ラグビーW杯で、日本代表を史上初のベスト8に導いたリーチ・マイケル主将(31)の母校・札幌山の手が初戦突破。前日26日にリーチ主将から届いた激励動画に応える白星発進だ。
圧巻だった。ニュージーランド出身で“リーチ2世”と評されるナンバー8のヴェア・タモエフォラウ(3年)が前半に2トライ。さらに後半にも1トライを奪う“ハットトリック”で勝利に貢献だ。
思わぬサプライズが力になった。リーチ主将からの動画に収められていたのは「相手にビビらず、自分たちのやってきたことを」などのメッセージ。宿舎で視聴したタモエフォラウも「オォ~、スゴい」と感激しモチベーションにつなげた。
2回戦の相手はBシードの中部大春日丘。日本代表・姫野の母校であり、昨年の2回戦で敗れた因縁の相手だ。雪辱を果たすため、次も“ONE TEAM”でぶつかっていく。