仙台育英26年ぶり男女アベックV 真名子監督「OBたちの顔が浮かんだ」全国高校駅伝

最後の最後に競り勝ち、雄叫びを上げながらゴールテープを切る仙台育英のアンカー吉居駿恭=たけびしスタジアム京都(撮影・高石航平)
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 「全国高校駅伝」(22日、たけびしスタジアム京都発着)

 仙台育英(宮城)が1993年以来、2度目の男女アベック優勝を果たした。男子は2時間1分32秒で12年ぶり8度目、女子は1時間7分0秒で2年ぶり4度目の優勝。女子の優勝4回は豊川(愛知)に並び最多となった。男子は2位に倉敷(岡山)、3位に佐久長聖(長野)、女子は2位に神村学園(鹿児島)、3位に筑紫女学園(福岡)が3位に入った。

 仙台育英が26年ぶりに男女アベックで都大路を制した。男子は2011年の東日本大震災後初の優勝。12年に就任した真名子圭監督(41)は「ああいうこと(震災)があっても『仙台育英でやりたい』『仙台育英で強くなりたい』と入部してくれたOBたちの顔が浮かんだ」と、涙を流して喜んだ。

 昨年優勝の倉敷を最終7区で逆転。トラック勝負を制した1年生の吉居駿恭は「部員8人とか少ない時期があったことを知っているし、(全国高校駅伝に)出場を逃すことも続いた。この舞台に立てることは当たり前ではない」と感慨深げに話した。

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