卓球・丹羽孝希が五輪当確「ほぼ諦めていた」絶不調から奇跡の代表入り
「卓球・ワールドツアー・グランドファイナル」(13日、鄭州)
男子シングルス1回戦が行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの水谷隼(30)=木下グループ=は世界ランク6位のヒューゴ・カルデラノ(ブラジル)に1-4で敗れた。これで来月発表の世界ランクで日本勢3番手となることが確定。同2番手の丹羽孝希(25)=スヴェンソン=が東京五輪シングルス代表になることが確実となり、水谷は北京、ロンドン、リオと3大会続いていたシングルス代表の座を逃した。
丹羽が大スランプを乗り越えて、張本に次ぐ五輪切符を確実にした。正式決定すれば、自身シングルスでは2大会連続、団体も含めて3大会連続の出場となる。
左シェークから繰り出すトリッキーなプレーが持ち味のファンタジスタ。しかし、6月のジャパンOPから9月のパラグアイOPまで7大会連続で初戦敗退と絶不調に陥った。「(五輪は)ほぼ諦めていた」と2週間ラケットを握らないほど落ち込んだ時期もある。
2番手の水谷を僅差で追っていた11月に奇跡の起死回生を果たした。オーストリアOPで8強入りすると、出場権のなかったT2ダイヤモンド・シンガポール大会に繰り上がり出場して8強。それで上昇気流に乗ると、男子W杯でも8強に進み、本来入るはずのなかったポイントを加算して水谷を上回った。
最終決戦のグランドファイナルには出場できなかったが、「ラッキーも重なったが、いい形で代表レースを終えることができた」。大先輩の分も、来夏はシングルスプレーヤーとして花を咲かせる。




