「フィギュアスケート・ジュニアＧＰファイナル」（５日開幕、トリノ）

　男子ジュニアの公式練習が行われ、鍵山優真（１６）＝神奈川・星槎国際高横浜＝と佐藤駿（１５）＝埼玉栄高＝が参加した。

　鍵山は４回転トーループを着氷するなど、仕上がりは上々。ＳＰの曲かけでは大きなミスなく演じきり「すごく楽しみ。初めてで緊張すると思うけど、思い切りやれたら。プレッシャーはそんなに感じてないです」と落ち着いた表情だった。

　４回転トーループ、４回転ルッツを着氷した佐藤は、フリーで２種類３本の４回転と２本のトリプルアクセル（３回転半）を入れた高難度なジャンプ構成で臨む予定。「跳んでいかないと勝てないかなと。会場は大きくてちょっと緊張したけど、滑ってみたらいつも通りの練習ができたのでよかった」と、時折笑顔も浮かべながら語った。