八村、21得点7リバウンド 雄叫びダンク&鮮やかユーロステップで本拠地沸かす
「NBA、ウィザーズ100-113キャバリアーズ」(8日、クリーブランド)
ウィザーズの八村塁(21)は約36分間プレーし、21得点、7リバウンド、3アシスト、2スチール。雄叫びダンクや鮮やかなユーロステップで本拠地を沸かせ、前試合6日のペーサーズ戦で初の無得点に終わった屈辱をしっかり晴らした。しかし、チームは敗れ、2勝6敗となった。
開幕から8試合連続でスタメンを務めた八村。2日前の試合では21分間プレーし、無得点に終わったが、この日は第1クォーター(Q)2分にベースライン左からミドルシュートで初得点をマークすると、途中出場の第2Qは2分にローポストでのポジション争いから素早いターンでゴール下に潜り込み、両手でダンクを叩き込む。残り2分からはミドルシュート、リバースレイアップ、ディフェンスリバウンドからそのままドリブルで運ぶコースト・トゥ・コーストで最後はユーロステップで相手のチェックを交わす技ありシュートなど、多彩な攻撃で8ポイントを加点した。
前半は52-67と劣勢を強いられる中、八村は7本のシュートすべてを決めるFG成功率100%で両軍最多の15得点。4リバウンドのうちオフェンスリバウンドを2つ記録した。
八村の雄叫びが本拠地に響き渡ったのは第3Qだ。残り7分45秒と5分12秒にシュートを決めた後、同3分18秒にピックアンドロールでビールからパスを受けると敵軍のブロックをはねのけての豪快なワンハンドダンクを炸裂させ、本拠地を沸かせた。
途中出場した第4Qは90-95の残り8分27秒からコートに立った。シュート機会はわずか1回しかなく、得点を挙げることはできず。チームも一時は4点差まで詰め寄ったが、勝利につなげることはできなかった。