文字サイズ

18歳橋本大輝が圧巻逆転V 5位から鉄棒で大逆転 まるで内村!「尋常じゃない」

鉄棒の演技を終え、雄たけびを上げる橋本大輝=高崎アリーナ
3枚

 「体操・個人総合スーパーファイナル」(8日、高崎アリーナ)

 10月の世界選手権で白井健三以来史上2人目の高校生代表となった橋本大輝(18)=市船橋高=が86・031点で初優勝した。世界選手権個人総合6位の萱和磨(22)=セントラルスポーツ=が85・665点で2位。上位2人がW杯シリーズの出場権を獲得した。W杯シリーズの総合成績で日本が東京五輪出場枠を獲得した場合、個人の得点ランキング3位までに入った最上位の選手が五輪代表に決まる。

 世界の舞台で流した涙を糧に、18歳がエースへの覚醒を遂げた。五輪につながるW杯出場権をかけた大一番。橋本が爆発力を発揮し、頂点に立った。

 「優勝とは思ってなかったけど、率直にうれしい。最後は攻めた結果です」。

 床で全体2位、あん馬で全体1位の得点をマークし、トップに立った。苦手のつり輪で順位を落としたが、跳馬、平行棒を粘り強くまとめると、ハイライトは5位で迎えた最終種目の鉄棒だ。

 あん馬で取りこぼしたため、予定の演技構成では難度を示すDスコアの合計点が34・9点。内規で届かなければ総得点から0・5点減点される35点まで0・1点足りない状況だった。高難度の離れ技を次々決めると、急きょ伸身トカチェフと開脚トカチェフを連続で実施し、見事に成功。Dスコアを0・1点上乗せした。着地もピタリと決め、全体1位の14・833点。まるで“絶対王者”内村航平をほうふつとさせる鮮やかな逆転勝ちに「ギリギリだけどよかった。うれしい」とはにかんだ。圧巻の勝負強さに見守った水鳥強化本部長も「尋常じゃない」と、舌を巻いた。

 10月の世界選手権では銅メダルだった団体決勝の床で尻もちをつく失敗し、涙した。「来年はエースになりたい。悔し涙を来年はうれし涙に変える」と話していた若武者が、早速誓いの一歩を刻んだ。

関連ニュース

    デイリーペディア

      編集者のオススメ記事

      スポーツ最新ニュース

      もっとみる

      主要ニュース

      ランキング(スポーツ)

      話題の写真ランキング

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス