投球数制限は来春選抜から 投手障害予防の有識者会議

 日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」の第4回最終会合が5日、大阪市内で開かれ「1人の1週間の総投球数を500球以内」とする投球数制限を盛り込んだ答申案をまとめて公表した。3連戦を回避する日程の設定も明記した。日本高野連と都道府県高野連が主催する大会が対象。試行期間を来春の第92回選抜大会を含む春季大会から3年間とし、期間内は罰則のないガイドラインとして運用するように提示した。

 20日に座長を務める慶応大教授の中島隆信氏が日本高野連の八田英二会長に答申を手渡し、29日の日本高野連理事会に諮る。

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