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天理、近畿V 奈良3位から下克上!元虎戦士・中村監督就任後初!

 笑顔で優勝インタビューを受ける天理・中村監督
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 「秋季高校野球近畿大会・決勝、天理12-4大阪桐蔭」(4日、佐藤薬品スタジアム)

 一戦一戦、確実に強くなった。「普通に考えたら、勝てるわけがない相手。本当によくやってくれました」。元虎戦士の天理・中村良二監督(51)はナインを誇らしげに見つめた。

 意表を突いた采配がハマった。決勝で先発に指名したのは、背番号19の1年生・達孝太投手だった。右腕はこの日が公式戦初先発だったが、指揮官は試合開始30分前に大役を通達。中村監督は「直前だったのがよかったんじゃない?」と笑う。

 達は「びっくりして、緊張してしまった」と言うが、192センチの長身を生かしたボールを駆使し七回まで1失点。途中降板した八回に3点を失ったが、強打を誇る大阪桐蔭を相手に、堂々としたマウンドさばきを見せた。

 就任後初めて近畿を制し、中村監督は「もう一回やれと言っても絶対にできない試合ばかりだった。格上でも気持ちだけは負けるなと。本当に毎試合、成長してくれた」と喜びをかみしめた。

 奈良3位から履正社、大阪桐蔭を次々に撃破。勢いそのままに、神宮大会でも大暴れして見せる。

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