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東洋大・川野将虎が50キロ競歩日本新で東京五輪代表内定 圧巻の2段階スパート

 50キロ競歩を日本新記録で優勝し、東京五輪代表に内定した川野将虎=山形・高畠町
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 「陸上・全日本50キロ競歩高畠大会」(27日、山形県高畠町)

 東京五輪代表選考会を兼ねて開催され、東洋大3年の川野将虎(まさとら、21)が日本新記録となる3時間36分45秒で優勝した。日本陸連が設定した派遣設定記録(3時間45分0秒)を突破し、世界選手権ドーハ大会金メダルの鈴木雄介(富士通)に続く2人目の東京五輪代表に内定。残り1枠は来年の日本選手権(輪島)で決まる。

 川野は終始レースをコントロールし、2度のスパートを仕掛ける圧巻のレース展開でハイレベルな争いを制した。丸尾知司(愛知製鋼)、小林快(新潟アルビレックス)とのトップ争いを演じていた15キロ過ぎに最初に仕掛けると、まずは小林が脱落。そこからはペースを調整しながら丸尾とのデッドヒートを繰り広げたが、終盤の42キロ過ぎに再びスパート。強力なライバルを置き去りにして夢の五輪切符をつかんだ。

 一度は追いつかれることも想定済みの2段階のスパートは、指導を受ける東洋大・酒井瑞穂コーチと入念に準備してきたプラン通りだった。「今日は100点をあげていいかな。タイトルをとったことがなかったが、スパートを掛けきって(想定していた)レース展開を守ることができたので」と胸を張った。

 鈴木雄介が持っていた日本記録3時間39分07秒を2分22秒も更新する快記録をたたき出した新星は、東京五輪の金メダル候補にも名乗りを上げた。「競歩を始めた高校生の頃から東京五輪に出たいと思っていて、ここで優勝して(代表を)決めたいとずっと思っていた。支えてくれた人に恩返しができた」と声を弾ませ、「金メダルを目標にやっていかないと」と力を込めた。

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