体操の内村、異例の大会創設 来年3月、実戦不足を解消へ

 体操男子で五輪個人総合2連覇の内村航平(リンガーハット)が、来年3月18日に群馬県の高崎アリーナで自身の名前を冠した個人総合の大会を開催することが18日、分かった。内村を含めて12人で争われる予定で、来春に始まる見込みの東京五輪代表選考会に向けて実戦不足を解消する狙い。現役選手が自ら大会を創設するのは異例。

 30歳の内村は両肩痛の影響で4月の全日本選手権で予選落ちし、今月行われた世界選手権の代表から外れた。復帰戦の8月の全日本シニア選手権でミスが出て、上位選手に最短ルートで五輪代表入りの可能性が出てくる11月のスーパーファイナルへの推薦出場が見送られた。

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