サーフィン・都筑有夢路 CTへ1位突破「思ったより点数が高かった」

 取材に応じる都筑有夢路(撮影・田中亜実)
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 「サーフィン・ホワイトバッフアロー日向プロ」(17日、お倉ケ浜海水浴場)

 サーフィンのプロ最高峰、チャンピオンシップ・ツアー(CT)の来季参戦権を争う予選シリーズ(QS)のホワイトバッフアロー日向プロの第2日が17日、宮崎県日向市のお倉ケ浜海水浴場で開催された。女子1回戦と、男子3回戦が行われた。QS8位で日本女子最高位につける都筑有夢路(18)は1回戦13組を12・83点の1位で突破した。

 開始5分を待たずに7・00点と5・83点の高得点をそろえ、序盤で試合を決めきった。都筑は「思ったより点数が高かった」と圧巻の試合を振り返った。

 1本目のライディングを7点台にのせるも、点数を聞くまでは「縦に降りるストレートダウンがきれいにできなくて、波に乗っかって落ちたと感じた」と感触は良くなかったという。2本目では「大きい技しなきゃ」と気持ちを奮い立たせ、力強くターンを見せ得点につなげた。

 運動神経が良く、幼少期には風呂場で洗面おけに乗ってしまう程。勘の良さが試合で輝く高校3年生だ。QS上位で迎える今季の試合はあと2大会。CT昇格圏内で迎える大一番にも、若き勢いで立ち向かう。

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