世界陸上男子マラソンも予定通り開催へ 酷暑に批判も国際陸連「熱中症1人もいない」

 「陸上・世界選手権」(5日、ドーハ)

 国際陸連は現地時間5日23時59分(日本時間6日5時59分)にスタートする男子マラソンを予定どおり開催すると発表した。最新の気象予報で気温が29・5度以下になることが確認されたという。

 気温30度以上、湿度70~80パーセントの過酷な条件下で行われている今回の世界選手権のマラソン、競歩では棄権者が相次いでいる。女子マラソンでは完走率が過去最悪の58・8パーセントで、約4割が棄権。海外メディアからは「選手をモルモットにしている」などと批判されているが、国際陸連はここまで6つのロード種目(マラソン、競歩)のうち5つが開催されたが、「熱中症と診断された選手は1人もいない」と主張。前日の男子20キロ競歩では4人の選手が救護室に入ったが、ほとんどが20分以内に解放されたという。

 男子マラソンには日本からプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ら3人が出場する。

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