女子バレー日韓戦 宿敵韓国に屈辱の逆転負け 中田監督「本当に大きな課題」

日本-韓国 第3セット、ネット際で競り合う古賀。右下は佐藤=横浜アリーナ
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 「バレーボール・女子W杯、日本1-3韓国」(16日、横浜アリーナ)

 世界ランキング6位の「火の鳥ニッポン」日本代表は1-3(25-23、19-25、22-25、25-27)で同10位の韓国代表に敗れた。アジアの宿敵に逆転負けを屈し、通算1勝2敗となった。

 今大会第3戦を迎えた日本は、今年6月のネーションズリーグでストレート負けしている韓国と激突。スターティングメンバーは岩坂名奈、新鍋理沙、石井優希(久光製薬)、荒木絵里香(トヨタ車体)、佐藤美弥(日立)、石川真佑(東レ)、リベロ山岸あかね(埼玉上尾)という陣容。主将の岩坂が今大会初出場となった。

 終盤の4連続ポイントなどで日本が第1セットを先制したが、第2セット以降はロンドン五輪得点王の金軟景擁する韓国の巻き返しを受ける。韓国得意のサーブで揺さぶられ、ブロックも決められるなど19-25で第2セットを落とすと、第3セットも22-25で奪われた。あとがなくなった第4セットも同様の展開で韓国のリードを許す。日本は6連続ポイントなど最後の抵抗を見せたが、結局3セット連取された。

 宿敵に屈し、中田監督は「あまりにもパターンが同じというか、点数の取り方が足りないですよね」と振り返った。その上で「これからオリンピックを考えると、プレッシャーが今回以上にかかってくる。そこで自分たちのプレーができないというのは本当に大きな課題。いい意味でこういう経験をたくさん積まなければならないんじゃないかなと思います」と厳しい表情で語った。

 今大会、日本は初戦のドミニカ共和国に3-1で勝利。2戦目のロシアには2-3で敗れている。韓国は中国、ドミニカ共和国に敗れて2連敗中だった。

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