朝比奈沙羅「九回裏2死からが勝負」逆転五輪代表へ決意

 上月スポーツ賞の表彰式に出席した柔道日本代表の(左から)朝比奈沙羅、村尾三四郎、ウルフ・アロン
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 柔道の世界選手権で3位に終わった女子78キロ超級前年女王の朝比奈沙羅(22)=パーク24=が4日、都内で行われた上月スポーツ賞の表彰式に出席。大会中に負傷した箇所が右膝と右足首であるとし、当面は休養しながらリフレッシュすることを明かした。

 次戦のグランドスラム(GS)大阪大会(11月)での巻き返しに向けて悲壮な覚悟をのぞかせた。世界選手権ではライバルの素根輝(19)=環太平洋大=が世界女王に輝き、GS大阪も優勝すればそのまま五輪代表に内定する可能性もある。

 朝比奈は素根と直接対決のないまま3位と一歩後退したが、「GS大阪が最後の勝負。九回裏2死からが勝負だと思っている」と、逆転での五輪切符獲得に向けて気を吐いた。

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