凱旋Vの瀬戸大也 復帰の萩野と五輪での対戦願う「絶対に上げてくる」
「競泳・W杯東京大会」(4日、東京辰巳国際水泳場)
7月の世界選手権(韓国・光州)で200、400メートル個人メドレー2種目を制し、東京五輪代表に内定した瀬戸大也(25)=ANA=が、400メートル個人メドレーの決勝で4分11秒41での大会記録で優勝。世界選手権2冠の貫禄を見せつけた。
瀬戸は前半から積極的なレースを展開。終盤は失速し、自己記録より約4秒遅い結果に終わったが、会場を沸かせるレースは見せた。「4分10秒を割るのが目標だった。泳いでいてもフワフワしていて、はまっている感じじゃなかったけど、大会新という最低限の目標はクリアできたのでよかった」と振り返った。
3日の200メートル個人メドレーで実戦復帰し、3位となったライバル、萩野公介(ブリヂストン)については「久しぶりのレースで楽しんでいるように見えながらも、不安な気持ちもありそうな顔をしていた」と率直な感想を口にし「まだまだ上がってきていないと思う。ここから(選考会のある)4月、五輪に向けて絶対に上げてくる。本番は五輪なので、自分は自分のやるべき事をやりたい」と話した。