JOC東京五輪目標金メダル30個は下方修正せず 内村、萩野ら有力候補不振続くも

 日本オリンピック委員会(JOC)は31日、都内で選手強化本部常任委員会を行った。

 JOCが山下泰裕会長の体制となり、強化本部の新体制での初会合。前任の山下会長から、引き継いだ尾県貢選手強化本部長は「山下(前強化本部長)体制から、大きく変えるつもりはない」とし、来年の東京五輪での金メダル目標としている過去最多の「30個」についても「下方修正はしない」と、維持する考えを示した。

 現状では、東京五輪でも中心的な役割を果たすと見られていたリオ五輪金メダリストの体操の内村航平や、レスリングの伊調馨、競泳の萩野公介ら各種目のエース級が怪我などで苦しい状況に立たされており、リオ五輪の12個からの倍増以上となる数字には厳しい見方もある。

 尾県強化本部長は「今の状況を考えれば、簡単にはいかない」と認めた上で「どこがウィークポイントで、どこが成長につながっているか、具体的な強化の課題を把握する必要がある」とし、各委員に詳細な状況把握を指示したという。

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