山口茜が8強、五輪本番会場の観衆に発奮 前日より増えて「うれしい」

 中国選手に勝利し審判と握手する山口茜=武蔵野の森総合スポーツプラザ
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 「バドミントン・ジャパン・オープン」(25日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 女子シングルス2回戦で、世界ランク2位の山口茜(22)=再春館製薬所=は、同21位の陳暁欣(中国)に2-0(21-15、21-14)で勝利し、8強入りを決めた。

 五輪本番会場でテスト大会を兼ねている今大会。この日は平日にもかかわらず多くの観客が来場し、7割近くが埋まった会場は熱気に包まれた。

 山口は「昨日は(観客が少なくて)正直寂しかった(笑)」といたずらっぽく言いつつ、「今日は(たくさん入って)うれしかった」と大歓声を力に変えたようだ。

 最近、国際大会は2大会連続で優勝と勢いに乗っている。準々決勝はリオデジャネイロ五輪銀メダルの強豪、シンドゥ・プサルラ(インド)と対戦するが、「お客さんが見て楽しんでもらえるプレーをしたい」と使命感を燃やした。

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