【柴田亜衣のゴールドアイ】大橋悠依は、失格より全体の泳ぎが気になるのでは?

 「競泳・世界選手権」(22日、光州)

 競泳の女子200メートル個人メドレー決勝は、前回銀メダルの大橋悠依(23)=イトマン東進=が平泳ぎに泳法違反があったとして失格となった。大本里佳(22)=イトマン=は2分9秒32で5位。カティンカ・ホッスー(ハンガリー)が2分7秒53で4連覇した。

 04年アテネ五輪女子800メートル自由形金メダリストの柴田亜衣氏が大橋悠依の今後を分析した。

  ◇  ◇

 泳法違反ということであれば、あまり引きずることはありません。世界新記録や金メダルがかかっていたのならともかく、大橋選手はメダルを取れる位置ではありませんでした。失格どうこうより、400メートルに向けて切り替えていくしかありません。

 大橋選手は失格の部分をどう改善するかよりも、全体的な泳ぎの方が気になっているのではないかと思います。どれもあと一息、乗り切れていない印象を受けました。特にバタフライはもう少しいっても良かったのかなと。原因が体の調子なのか、それとも心の部分なのかは分かりませんが…。

 準決勝では2分10秒かかっていました。9秒台の前半か8秒台で決勝に挑みたかったはずです。そして前回銀メダリストとしてのプレッシャーもあったと思います。

 失格の部分は100の中の1か2の部分。それ以外のラップタイムや調子をしっかりと分析して、変えていくしかありません。何度も世界大会を経験しているし、気持ちを強く持てる選手です。時間はあるし、修正していける部分です。

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