前回大会銀メダルの大橋悠依 失格で涙 平泳ぎで泳法違反 大本里佳は5位

 「競泳・世界選手権」(22日、光州)

 女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、前回大会銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)は失格となり連続メダル獲得はならなかった。初出場の大本里佳(イトマン)は2分9秒32で5位。カティンカ・ホッスー(ハンガリー)が女子で史上初となる同一種目4連覇を達成した。

 レース終了直後、大橋は電光掲示板に目をやった。6位でゴールしていたが、タイムが出ず失格となった。2大会連続メダル獲得を目指したが、序盤から後れをとりメダル圏内から脱落。しかもタイムのない決勝レースとなった。

 日本水連関係者によると、背泳ぎからのターン直後の平泳ぎで泳法違反があったと判定されたという。平泳ぎはターンの際「一かき一蹴り」の際にドルフィンキックを1回打つことが認められているが、それを超えると泳法違反となる。大橋はキックを2回したと判定された。

 まさかの結末に大橋はプールから上がることもできずしばらくぼう然。飛び込み台に手をかけ、失格という結果に悔し涙を流した。

 初出場の大本は最初のバタフライで先頭にたつなど健闘した。5位となり「メダルが目標だったので悔しいですが、この雰囲気の中、初めての舞台で泳ぐことができた。いい経験になった」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス