板飛び込み・三上紗也可 日本史上初!世界選手権5位入賞 五輪代表に正式決定

 「水泳・世界選手権」(19日、光州)

 女子3メートル板飛び込み決勝で三上紗也可(18)=米子DC=は323・05点で同種目の日本勢で史上最高順位となる5位となり、東京五輪代表に正式に決まった。

 あどけない笑みが広がった。ほとんどミスのない演技を5本全てでそろえ、5位入賞の快挙を果たした三上は「実感が湧かない。ビックリしてます」と目をぱちくりさせた。

 演技を完遂し、順位が確定することが東京五輪の内定条件。雨だったこの日は「階段が滑りやすかったので、ここでケガしちゃったらどうしようって思って。石橋をたたいて渡るような感じでした」。細心の注意を払って試合に臨んだ。

 今大会は磨いてきた前宙返り2回半2回ひねりえび型を温存し、安定感の高い同1回ひねりで勝負した。秘策の精度が増せば「本気でメダルを狙える」と安田コーチ。三上も「今自分がどの位置にいるか把握できた」と手応え十分。伸び盛りの18歳。今までより近くに見えるメダルへ向け、グンと成長を遂げてみせる。

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