2冠王手のサニブラウン 一問一答 「4日間は4日間で長いなと。あと1日集中」

200m決勝に向けて抱負を語るサニブラウン=福岡市博多の森陸上競技場(撮影・堀内翔)
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 「陸上・日本選手権」(29日、博多の森陸上競技場)

 世界選手権(9月27日開幕・カタール、ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル予選では100メートルを制し、2年ぶり2度目の短距離2冠を狙うサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が20秒84(向かい風1・8メートル)の3組1位、全体2位で30日に行われる決勝進出を決めた。2度目の2冠は生駒一太(1947、49年)、豊田敏夫(77、79年)に続く史上3人目の快挙となる。

 100メートルで3位だった小池祐貴(24)=住友電工=が20秒62(向かい風0・1メートル)の1組1位、全体トップで決勝へ。同2位だった桐生祥秀(23)=日本生命=は20秒92の2組2位で決勝に進んだ。2連覇が懸かった飯塚翔太(28)=ミズノ=は右足を痛め、無念の途中棄権となった。

 サニブラウンとの一問一答は次の通り。

 -予選を終えて

 「向かい風がキツかったですね。顔を上げたら、あっと思って。キツッとか思いながら。でもしっかり腕は振れたし、カーブもスムーズに回ってこれたのでよかった。明日に向けていい刺激になったかなと思う」

 -日程的に全米大学や前回の日本選手権より余裕があるが

 「さっき藤光さんとも話していたんですけど、4日間は4日間で長いなと。結局文句言ってるんで、どっちがいいのかよく分からないですけど(笑)。(前回より)1日長いともう1日集中しなきゃいけないので。気持ち的にはちょっとハードですけど、体は余裕がある」

 -直前に雨

 「走る前に降り始めて…。(笑いながら)嫌々だったんですけど。(明日も雨予報だが)いつも雨なんで、いつもの自分の走りができれば大丈夫かなと思う」

 -体へのダメージは

 「結構きてます。まだマシなんですけど。本数を重ねても満身創痍にはならなくなったかな。休みたいけど、あと1本集中できれば」

 -優勝と記録への自信

 「やることやれば出るのかなと思う」

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