2020年東京五輪で初採用されるスケートボードなどの都市型スポーツについて、大会組織委員会の森喜朗会長は23日、7月をめどに詳細な実施方法を固める方針を示した。五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委との合同会議終了後の記者会見で語った。
都市型スポーツは若者の五輪離れ対策としてIOCが成否に注目する一方、選手と観客の距離の近さや会場で大音量の音楽を流すなど、従来の競技と異質な点が多く、警備面などの課題もある。森会長は「新しいスポーツの形を東京大会でスタートすることに意義がある。立派な芽に育てたい」と述べた。