渡辺一平“けん制”成功 ライバル前に終盤粘りみせた

 競泳のチャンピオンズシリーズ(CS)第2戦ブダペスト大会男子200メートル平泳ぎで、2分8秒61で2位だった渡辺一平(トヨタ自動車)が14日、羽田空港に帰国した。第1戦に続き17年世界選手権金メダルのアントン・チュプコフ(ロシア)に敗れたが「次につながるレースだった」と手応え十分だった。

 世界選手権前最後の直接対決。最近は前半から攻めるレースが多かったが、チュプコフが得意とする後半に力をためる展開に渡辺もあえて合わせた。結果0秒38競り負け「ラスト15メートルの強さを実感した」と頭をかいたが、ライバルにとって渡辺の終盤の粘りは想定外。「チュプコフ選手も驚いていた」と言うように、いい“けん制”になったようだ。

 7月の世界選手権(韓国・光州)では「経験を駆使して勝負したい」と渡辺。柔軟性を武器に加え金メダルを狙う。

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