卓球日本代表を陰で支えるのは“メンタリスト”…相談窓口はLINE

 日本代表の(左から)丹羽、石川、張本、平野、伊藤
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 「卓球・世界選手権」(21日、ブダペスト)

 開幕し、各種目予選が行われた。日本勢は22日のダブルス本戦から登場する。今大会、張本智和(15)=木下グループ=らを陰から支える“メンタリスト”がいる。日本代表には練習パートナーや栄養士など総勢41人ものスタッフが帯同しているが、メンタルサポートとして初めて帯同している水島禎行さん(46)だ。

 15年4月から日本協会に所属し、主にジュニア選手のサポートをしてきただけに張本らとも付き合いは長い。水島さんのスタンスは自ら声を掛けず選手のSOSをひたすら待つことで、相談窓口はメッセージアプリのLINE。「向こうのペースで相談できるので。僕は振り回されてナンボだと思っています。たまにスタンプも使います」と現代っ子にも優しく寄り添っている。

 「プレッシャーで緊張する」などとSOSがあればすぐに面談に応じ、その都度話を聞きながら選手自身が答えを出すのを促すという。「選手が目標を達成して、コートで光が当たっている姿を見るとホロッときますね」。今日も陰から選手を見守っている。

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