両横綱、拝殿前で土俵入り 高安合流、靖国奉納相撲

 大相撲の春巡業は15日、東京都千代田区の靖国神社で奉納相撲が行われ、同神社創立150年を記念し白鵬、鶴竜の両横綱が拝殿前で土俵入りを披露した。

 白鵬は3月の春場所千秋楽に痛めた右上腕にサポーターなどは装着せず、引き締まった表情で不知火型を行い「いい汗をかきました」とうなずいた。雲竜型を披露した鶴竜は「いい経験になった。悪いことは飛んでいけという思いだった」と話した。

 腰痛のために巡業初日から休場していた大関高安が合流し、取組もこなした。「充実した巡業になるように、精いっぱい取り組んでいく」と話した。

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