三浦、市橋組「みんなに迷惑かけた」フィギュア世界国別対抗戦

 「フィギュアスケート世界国別対抗戦」(12日、マリンメッセ福岡)

 今季成績上位6カ国・地域で争われ、初日を終え米国が50ポイントで1位。連覇がかかる日本は48ポイントで2位につけている。第2日はペアのショートプログラム(SP)などが行われ、日本の三浦璃来(大阪ク)、市橋翔哉(関大)組は44・93点で6位発進。3回転トーループがともに乱れるなど演技に納得がいかなかった2人は「チームのみんなに迷惑をかけて申し訳ない」(三浦)「すごい選手の人たちと試合に出ることにすごく興奮して、それが悪い方向に出てしまった」(市橋)と肩を落とした。

 三浦が18歳、市橋が21歳。2015年にペアを結成し、今季は昨年末に三浦が右足首を故障し、約2カ月も氷に立てない日々が続いた。それでも3月の世界ジュニアでは14位。その後は今大会に向けて、リフト数などが増えるシニアのプログラムに対応してきた。

 今大会に出場するほかの5組はすべて五輪、世界選手権出場の最高峰ペア。若い2人にとっては大きな挑戦の舞台となる。フリーに向けて市橋は「明日で最後なので、少しでも悔しさや今年の心にたまった気持ちをなくしたい」と話していた。

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