松岡修造氏も驚いた 宇野昌磨の精神面の変化「むちゃくちゃ変わりましたよ」

宇野昌磨ら世界フィギュア日本代表選手たちが抱負をつづった日の丸=東京・テレビ朝日(撮影・開出牧)
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 フィギュアスケートの団体戦・世界国別対抗戦(4月11日開幕、福岡)の日本代表発表会見が25日、行われ、男子は宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=、田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=、女子は紀平梨花(16)=関大KFSC=、坂本花織(18)=シスメックス=らが選出された。今季右足首の負傷を抱えてきた五輪王者の羽生結弦(24)=ANA=は、怪我のため欠場した。

 宇野は「結果にこだわる」として臨んだ世界選手権ではメダルに届かず4位。今大会のテーマには「スタート」を選んだ。「世界選手権で色んな感情を抱いているんですけど、来季に向けて僕はイチからのスタートという気持ちでいる。どれだけいい演技をしても満足するつもりはない。集大成ではなく、来年へのスタート」と、力強く語った。

 大会までわずか中2週間だが「世界選手権の悔しさを1日でも長く刻んで、僕は本当に今、成長したい、実力をつけたいと強く思っている。やれることは少ないかもしれないけど、きっとやれることはある。気持ち次第で短い期間でも人は変われる」と、キッパリ。

 宇野を長年取材してきたキャスターの松岡修造氏も「こういうと失礼ですけど、昌磨さんは本当に自分の考えを言語化することはほとんどできなかった、彼は」と振り返った上で「むちゃくちゃ変わりましたよ。本当にうれしくてたまらない。心もすべて成長している」と、その“成長”に舌を巻いた。

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