連覇狙うチェンはジャンプ跳ばず滑り確認 羽生、宇野は1回目は参加せず

 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 23日の男子フリーを前に公式練習が始まった。この日は昼過ぎと夕方の2度の練習機会がある中で、SP3位からの逆転優勝を狙う五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=と、同6位の平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は最初の練習には参加しなかった。それでもほぼ満員の観衆からは羽生の名前が呼ばれると拍手が起こり、フリー「Origin」の演奏が終わると、拍手が起こった。

 SP首位発進から連覇を狙うネーサン・チェン(19)=米国=と、SP2位のジェーソン・ブラウン(24)=米国=は参加。チェンは曲掛けを含めて、ほぼジャンプを跳ばず、振り付けやスケーティングを入念に確認。練習時間を10分残して、切り上げた。

 SP4回転なしで2位に食い込んだブラウンは、フリーで組み込む可能性がある4回転トーループも敢行。転倒が目立ったが、柔らかく美しい滑りを披露した。親日家で知られるスケーターは、満面の笑みで拍手に答え、練習を終えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス