宇野昌磨、転倒後も冷静に難易度下げる「潔く逃げました」4-3回転から4-2回転へ

 「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子SPが行われ、初優勝を目指す宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は冒頭のジャンプで転倒したことが響き、91・40点で6位発進となった。

 冒頭の4回転フリップで転倒してしまうと、続く4回転トーループ-3回転トーループを、4回転-2回転に難易度をおさえた。3回転アクセルは3点を超える加点を得て、立て直した。

 演技後は「フリップの失敗は本当に悔やまれる」と振り返りながらも、冷静に連続ジャンプの難度を下げたことを明かした。「潔く逃げました」、「1つ目(フリップ)を失敗して、もう失敗はできない。自分が満足できる演技より今回は結果を求めているので」と、フリーで巻き返すための選択だったとした。

 今季は2月の四大陸選手権も含め、勝利にこだわっている。「ノーミス以外優勝という結果はない」と宇野は言葉に決意を込めた。

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