陸上の１７年世界選手権男子４００メートルリレー銅メダリストの多田修平（２２）が１８日、兵庫県西宮市で行われた関学大の卒業式に出席した。学生生活を振り返り「世界陸上の銅メダルが心に残っている。今季は２年前を超えるシーズンにしたい」と意気込んだ。

　４月から住友電工に入社。拠点を関東に置くため、都内で独り暮らしを始めている。自炊に苦戦しており、ウェブサイトで『簡単な料理』を検索。野菜の摂取を意識しながら、メニューにパスタなどを選んでいる。

　１０秒０７の自己ベストを持つ１００メートルの社会人初戦は、出雲陸上（４月２０、２１日。島根）か織田記念（同２７、２８日。広島）になる見込み。目標の東京五輪に向け「今年１年、しっかり結果を残したい」と自覚をにじませた。