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34歳誕生日の白鵬“祝星”4年ぶり3・11本場所土俵「細い糸でつながっている」

 誕生日ケーキのろうそくの火を吹き消す白鵬
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 「大相撲春場所・2日目」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱白鵬が、東日本大震災から8年となった日に34歳の誕生日を迎え、平幕遠藤を押し出して2連勝とした。大関とりのかかる関脇貴景勝は、平幕錦木を押し出し2連勝。横綱鶴竜は平幕魁聖を寄り切って初日を出した。大関陣は豪栄道、高安がともに2連勝としたが、栃ノ心は妙義龍に押し出され、土がついた。2場所連続優勝に挑む関脇玉鷲は、大栄翔に押し倒されて、初黒星を喫した。

 土俵で迎えた誕生日を、白鵬は心の底から楽しんでいた。「久しぶりだねぇ…。勝って自分にいいプレゼントをした」。巡り合わせのいたずらもあり、3月11日に本場所の土俵に上がるのは4年ぶりだった。

 節目の一番には円熟味が増していた。下から踏み込み、遠藤が出てくると見るや、見透かしたようにいなした。離れても慌てず、動きをかわして後ろ向きにし、押し出した。日本にとっても忘れることのできない日に、また一つ白星を重ねた。

 あの日から8年。震災後に被災地を慰問し、土俵入りもするなど、角界の先頭に立ってきた。「大相撲には目に見えないものがある。細い糸で日本とつながっている」。震災後、本場所の土俵に上がるのは5回目。すべてに白星を並べ、綱の務めを果たしてきた。

 大横綱も気づけば34歳。「みなさん、いつも私を若手扱いしている。血管年齢は25だからね。ただ、心と気持ちは定年を迎えているよ」。ちゃめっ気たっぷりにおどけながら、狙うは3場所ぶり42回目の優勝しかない。

 目標の一つが、千代の富士が90年九州場所で果たした35歳5カ月の横綱最年長V。東京五輪後に開催される来年9月の秋場所で、記録更新への期待がかかる。「今年はとにかくケガから遠ざかりたい」。平成最後の場所を締めくくり、白鵬は2020年へと走り続ける。

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