佐藤悠基 大迫傑に負けない 所属の日清食品駅伝撤退「結果出すことが最優先」

 「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前)

 昨年の東京マラソン、序盤は先頭集団につかず、後半追い上げて2時間8分台でMGCを獲得した佐藤。今回は「攻めの走りでどんどんチャレンジしていくレースにしたい」と拳を握った。2時間6分30秒を目安に練習を組み立て、しっかり継続。タイムは「意識せず走りたい」と言うが、日本男子で過去6人しか達成していない2時間6分台が目標だ。

 これまでとは「結果」に対する意識が違う。所属の日清食品グループは1月、成績の出ていない駅伝撤退の方針を発表。MGCを獲得していた佐藤と村沢明伸の支援は続くが、チームメート12名は退部となった。「あまり余計なことは考えず、トレーニングに集中して、結果を出すことを最優先に考えてやりたい」と佐藤。自覚を一歩一歩に込める。

 日本記録保持者である大迫は、佐久長聖高の5学年下の後輩。直接対決となるが「やらなきゃいけないことは自分の中で決まっている」と自然体だ。「攻めていく方が収穫はある」。9月のMGC本番を視野に強気で走る。

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