紀平梨花が帰国 国際大会6連勝中、3月世界選手権Vのカギは「まずSP」
フィギュアスケートのチャレンジカップ(オランダ・ハーグ)で優勝し、国際大会6連勝となった紀平梨花(16)=関大KFSC=が26日、関西空港に帰国し、「世界選手権へ向けて頑張ろうって気持ち」と、次戦の3月の世界選手権(さいたま)へ向けて心境を新たにした。
昨年末の全日本選手権からスケート靴のトラブルに見舞われていただけに、今大会へは複数の靴を持って臨んだ。しかし、だからこそ調整がギリギリになったという反省点も残った。「世界選手権はトラブルがないようにしっかり準備して、万全の状態で臨みたい」と話した。
28日から米コロラドへ合宿に行き、最終調整する。「ケガをしない体作りをして、曲かけの練習をやっていきたい。ミスなく演技をすること(が重要)」と課題を挙げ、「ショートプログラム(SP)が大事。世界選手権ではまずSPって気持ちで。自信のある、イメージが完璧に整った状態でSPに挑んで、SP、フリーともにノーミスでいきたい」と力強く話した。