モンゴル出身の幕下霧馬山が新十両昇進を確実に「やっと国に帰れます」

貴ノ富士(奥)を下手出し投げで下す霧馬山=両国国技館(撮影・西岡正)
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 「大相撲初場所・9日目」(21日、両国国技館)

 西幕下1枚目の霧馬山(22)=モンゴル出身、陸奥部屋=が21日、貴ノ富士に勝って4勝目を挙げて今場所の勝ち越しを決め、来場所の新十両昇進をほぼ確実にした。

 霧馬山は2105年春場所初土俵。相撲経験がないまま入門し、陸奥親方(元大関霧島)の指導で力をつけた。得意は突き押し、右四つ。来日時に親方と関取昇進を果たすまでは帰国しないと約束をしており「緊張しました。絶対勝つつもりだった。勝てて最高です。やっと国に帰れますね」と喜んだ。

 陸奥部屋としては昇進が決まれば、11年に引退した元十両霧の若以来となるが、陸奥親方は「まだ決まったわけではない。これで満足せず、残りも一番一番に集中して、できれば6番勝ってほしい」と慎重に言葉を選んだ。

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