高梨沙羅6位も「安定」計6回中5回90メートル超え 助走姿勢の改善に手応え

 「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯」(20日、クラレ蔵王シャンツェ)

 日本勢は高梨沙羅(22)=クラレ=が89メートル、94・5メートルの合計189・8点で6位となったのが最高だった。マーレン・ルンビ(ノルウェー)が96メートル、92・5メートルの198・7点で今季2勝目。伊藤有希(土屋ホーム)は11位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は13位、岩渕香里(北野建設)は22位、丸山希(明大)は29位、茂野美咲(CHINTAI)は30位だった。また、今大会終了時点のW杯個人総合の上位4人が選出されると定められていた世界選手権(2月、オーストリア)の代表に高梨、伊藤、勢藤、岩渕が入ることが確実になった。

 高梨は6位に終わったが、表情は暗くなかった。蔵王で行われた団体戦を含む3戦では、計6回の飛躍のうち5回が90メートルを超えた。惨敗した13日までの札幌大会の後に取り組んだ助走姿勢の変更に効果があり、「安定して組めてきている。自分の探していたものは見つけられたのかな」と口にした。思い入れが強い国内開催だが、個人戦では3季連続の未勝利に終わった。それでも、今後につながるヒントを見つけた大会になった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス