長嶋一茂、贈賄疑惑のJOC竹田会長をワイドナで批判「白には全くなってない」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(52)が20日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致を巡る贈賄疑惑の渦中にある竹田恒和JOC会長を批判した。

 フランス司法当局の捜査対象となっている竹田会長は15日、都内で会見を開いたものの、30分間の予定が質疑応答を行わず、7分間にわたって自身の潔白を一方的に主張しただけだった。

 一茂は「まず質疑がなされなかった。これは会見と言えるのかな?っていうのが一つあります。自分の潔白を証明するのであれば、どんな質問がされても全部回答できるわけですよ、普通はね。それはされたら何か問題があるのか」と、竹田会長の対応を疑問視。

 「もう一つ、背景に、弁護士先生とかもし付いてたら、そこで言っちゃったことが事実になっちゃうから、もし例えばフランスから起訴されたりした時のために、あんまり不利益の方にはたらく可能性もあるからしゃべらない方がいいよって、言われてるのが半分あったとしても、スポーツの世界だし、アマチュア精神にのっとってるというところに関して、潔白であれば限りなく白にしとかないと。この会見では、限りなく白には全くなってないですよ。これはよろしくないなと僕は思います」と、厳しく批判した。

 国際政治学者の三浦瑠麗氏も「日本人に対しても説明責任はある」、「今の民主的な社会においてはありえないので、一人の国民として普通の人と同じように説明責任を果たすべきじゃないですか」、司会のタレント・東野幸治も「余りにも無責任というか」と述べるなど、質疑に応じなかった竹田氏への批判が相次いだ。

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