52歳・一茂 極真空手の大会にガチ参戦の理由 「逃げ出したい自分もいたけど」

 歯に衣着せぬ自由な発言でブレーク中のタレント、長嶋一茂(52)が、極真空手黒帯として本気の顔を見せている。「全関東空手道選手権」に参戦した一茂にTBS系「炎の体育会TV3時間SP」(5日、後7・00)が密着し「52歳の青春」に迫る。また同日同時間帯には、ハワイの案内人を務めた日本テレビ系「訳あって…東京に住むのやめました」も放送。年が明けても露出が続く一茂が取材に応じ、空手への熱い思い、自分を偽らない生き方を明かした。

 道着に身を包んだ一茂は鬼気迫るものがあった。

 「逃げ出したい自分もいたんだけど。やるか、やられるか、こんな緊張感は味わえないから」。一茂は大会での気持ちの高ぶりをこう表現した。

 出場したのは、11月24日に開催された「全関東-」の50歳以上、80キロ以上の部。大会出場は十数年ぶりだ。

 「不完全燃焼だった」というプロ野球を30歳で引退後、憧れ続けていた空手の門をたたいた。長嶋茂雄氏の息子としてイジメにも遭った少年時代、「自分が強くなるしかない」との思いを抱いたことが原点にある。空手歴は約20年、今では黒帯で「僕の死に装束は道着。極真の道着で死ぬと決めている」と生涯向き合うつもりでいる。

 満足な稽古時間を取れず、通常では考えられないミスも連発した今大会では「緊張していかに自分をコントロールできないかが分かった」と己の弱さを客観視できた。4月には海外からも猛者が集結する「国際親善大会」出場を見据えた。

 真っすぐな生きざまは、タレント業でも発揮されている。昨年は冠番組を持つなど大ブレークし、露出が急増。「テレビの刺激はすごいし、パワーになった」と話す。自由で率直な発言は炎上を招くことも珍しくないが「嫌われる方の人生を行った方が楽。好かれようと思ったら疲れる」と一茂流のスタンスを明かす。今年の目標を問われても「今日と次の日しか考えてない。日々、燃焼。いつ神様に幕を閉じられてもいいように。ずっとそういう感覚でいる」

 自分の弱さもさらけ出し、飾らず、恐れず。他人の顔色をうかがうことが多い世の中で、自分を偽ることなく本音で勝負する姿は今年も支持されそうだ。

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